否定語をやめれば対話が変わる!安心感を生み出す「言語化力」と場づくり

コミュニケーションにおいて、無意識に使っている「否定語」が対話の見えない壁になっているかもしれません。相手に安心感を与える場づくりと、「言語化力」の高め方について。

和仁達也著「コンサルタントの言語化力」(かんき出版)を参考にして。

目次

なぜ「否定語」が対話の妨げになるのか?

私たちは無意識のうちに、ネガティブな言葉の影響を受けて生活しています。

相手の話を聞く際、よかれと思って「でも」「それは違うんじゃない?」といった否定語を使ってしまうことがあります。

しかし、否定語を使うと相手の思考にノイズが入り、せっかくの思いを言葉にするプロセスが停止してしまいます。

核心にたどり着くためには、自分の先入観をなくし、無色透明になって、相手の背景や情報をそのまま受け取ることが重要なのです。

ここで意識したいのが、コミュニケーションの土台となる「場づくり」です。

場の種類特徴と影響
AAP(安心・安全・ポジティブ)相手が安心して本音やアイデアを出せる。
雑談から良いアイデアが生まれやすい。
FKN(不安・危険・ネガティブ)誰も本音を出さず、誤解やズレが起きやすい。

相手が安心して言葉を紡げるよう、まずは否定語を封印し、”安心・安全・ポジティブ”な場づくりを心がけてみましょう。

言葉の限界を超える「見える化」、実践的な言語化トレーニング

対話の土台が整っても、言葉だけでは表現しきれず、互いの認識にズレが生じる場面もあります。

そんな時に有効なのが「見える化」です。

写真や実物を使う

水掛け論になりがちな問題も、現状を撮影して共有することで、すんなりと納得できることがあります。

場面を再現する

コミュニケーションの齟齬があった場合、実際にその場のやり取りを再現してもらうことで、改善点が見えやすくなります。

ポストイットを活用する

気になる課題をポストイットに書き出してもらうことで、無口な人からも本音や課題を引き出しやすくなります。


言語化力は筋トレと同じで、正しい方法での”量稽古”によって鍛えることができるとされています。

日常会話の中で「つまりこういうことですか?」と要約して返す「オウム返し」を繰り返したり、自分の言葉がどう伝わっているか率直な意見をくれる「鏡」のような相手(家族や信頼できる知人)を持ったりすることが、何よりも上達への近道です。

自分のあり方を整え、人をポジティブにする言葉で未来を創る

相手の思考をうまく引き出せないとき、無意識に”自分の色をつけている(決めつけている)”可能性があります。

これを改善するためには、「自分の行動パターンに名前をつけて客観視する」というアプローチが効果的です。

自分の発言や行動の中に「ダメ出しがある」「これはマウンティングだ」とラベルを貼って自覚することで、相手の気持ちが想像できるようになり、自分の「あり方」を整えることにつながります。

核心をとらえる言語化力は、信頼関係を築き物事をスムーズに進めるための「万能スキル」といえます。

人を動かすのは、決して正論や強い言葉ではなく、”人をワクワクさせる言葉”であると考えられます。

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この記事を書いた人

長崎で活動する
税理士、キャッシュフローコーチ

酒井寛志税理士事務所/税理士
㈱アンジェラス通り会計事務所/代表取締役

Gemini・ChatGPT・Claudeなど
×GoogleWorkspace×クラウド会計ソフトfreeeの活用法を研究する一方、
税務・資金繰り・マーケティングから
ガジェット・おすすめイベントまで、
税理士の視点で幅広く情報発信中

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