自分自身を前に進めるためには、日常の1つ1つの「所作」が土台になっていると考えています。
”一発逆転”はない
日々仕事していると、きっと何かのきっかけがあれば、、後からまとめてやればいいや、、などと考えてしまいがちですが、そういった”一発逆転”はそうそうあるものではないですし、少なくとも自分で何とかできるものではなかったりします。
何がどのように繋がり、流れになっていくか
仕事にしても、自分自身の人生そのものにしても、何をもって自分自身の目標とする「あり方」に近づいていくか、と考えたときに、マザー・テレサの言葉をよく思い出します。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
マザー・テレサの言葉
「性格」や「運命」というレベルになると、大きすぎてよく分からなくなってしまいますが、以下であれば、とても非常にイメージがしやすいと感じます。
思考→言葉→行動→習慣
税理士のように、言葉によって他者に影響を与える仕事においては、特に「言葉」が大事です。
どのような言葉を選び、どのような言葉を発していくか。
しかし、「言葉」だけに気をつけては限界があるもので、その「言葉」のおおもとになっているのは、「思考」だと思うので、この「思考」をよりよいものにしていく必要があります。
私にとっては、”他人に寄り添い、肯定的・共感的に捉えること””安心してもらうこと・安全であること・ポジティブであること”がよりよいものと考えるので、日々、そのような「思考」になるように、気をつけています。
「言葉」は「行動」に繋がりますし、何よりも、「言葉」と「行動」が一致していなければ、信用を得ることができません。
さらにはこれらの行動の束が「習慣」になっていきます。
サイクルを回していく
上記のように、「思考」「言葉」「習慣」「思考」が一連として繋がるというサイクルができあがります。
このようなひとつの「型(肯定的・共感的・安心安全であること・ポジティブな場になること)」をもとに、このサイクルを回していくことで、自分の仕事や人生を、よりよい「あり方」に改善していこうと考えています。