指導・アドバイス、というと”一方的な指示”といったイメージがあります。
しかし、きめ細やかなパス回しをしつつ、「双方向」のコミュニケーションを取ることのメリットもあり、そちらを追求していきたいと思っています。
指導・アドバイスではない”あり方”
これまでの専門職とお客様とのあり方、あるいは、マネジメントとしてのあり方では、”指導・アドバイス”といった色合いが強かった印象があります。
この”指導・アドバイス”、どうしても「一方的な指示」といった伝わり方になってしまいがちです。
一方で、そのような上下の関係を作らずに、「双方向」できめ細やかにコミュニケーションを取りつつ、細かなお困りごとにも向き合って一緒に解決しながら、丁寧に関係性・信頼関係を築く”あり方(スタイル)”もあり得えると思います。
いわば、従来型の”先生型”ではなく、いわゆる”コーチ型”としてのそのようなスタイルを追求していきたいと考えています。
ただ並走するのではない
となると、単純に並走・伴走するかのような印象を与えがちですが、そうではなく、「双方型」で関わるならではの着眼点をもって接したいと考えています。
例えば、
相手が漠然とモヤモヤしていることの言語化をサポートする。
自分だけではなかなか気づくことができない盲点に「気づき」を持ってもらうサポートをする。
これによっても、随分と頭の中がはっきりするものですし、”その手段としての経営数字”と考えれば、おのずと資料の作り方・見せ方・説明の仕方、いずれも抜本的に変わったものになっていくと思います。
「誰から」が重要
最も重要なことは、「誰から」言われるか、だといえます。
誰にでも思っていること(特に経営に関することであればなおのこと)を話せるわけではないでしょうし、盲点に気づかせられるようなコミュニケーションというのはえてしてデリケートな場合も多いものです。
それなりの関係性・信頼関係がないと成立しないものでもあるわけです。
普段から丁寧できめ細やかな「双方向」のコミュニケーションによって、その関係性・信頼関係を築くそのベースがあってこそ、その「誰から」言われるか、という部分を、価値として高めることができるのだろうと思います。