経営の基本は「顧客」であり、迷ったら「顧客」に戻って考えるようにしたいところです。
佐藤義典著「経営戦略立案シナリオ」(かんき出版)を参考として。
目次
経営の基本は「顧客」
経営というと、無数の課題や理論が存在するものです。
しかしながら、結局のところ、起点は「売上」であり、その「売上」をどのようにコントロールしていくかという課題や理論は二の次であるともいえます。
そして、会社に「売上」をもたらしてくれるのは唯一「顧客」です。
つまるところ、顧客からの評価・支持が向上しさえするのであれば、会社の方向性として誤った方向に行くことにはならないと思われます。
人間は放っておいても自分本位になるもの
人間とは、放っておいても自分本位になるものです。
人間はみな自分のことが最も大事であり、自社のことが最も大事と考えます。
つまり、「お客様視点になる」ということは、意識しすぎてしすぎることはないほどであると思われます。
顧客志向
常に「お客様視点」を意識するためには、以下のようなことを自問自答したいところです。
- 顧客にとってどんなメリットがあるか?
- この表現は、顧客に伝わるか?
- この商品は、顧客に使いやすいか?
「お客様視点」に立ち、顧客からの支持を得さえしていれば、たいていのことは乗り切ることができると考えられます。