「強み」は自分では気づきにくいもの

「強み」とは、自分では気づきにくいものです。

佐藤義典著「経営戦略立案シナリオ」(かんき出版)を参考として。

目次

「強み」は相対的なものであるということ

「強み」とは、相対的なものです。

誰かと比べて強い、誰かと比べて弱い、というもの。

そのような性質であるがゆえに、自分のなかだけで他人と比較してみたところでそれが的を得ているかどうかは分かりにくいものです。

なぜなら、自分では当然のようにできているからです。

むしろ、当然のようにできることであるからこそ「強み」であるともいえます。

上記のようなものであるため、自分の「強み」は、他者に聞くのが最も近道であると考えられます。

「強み」かどうかは比較対象によって変わる

自社のとある「特徴」を指すものであるため、ある場面では「強み」となり、ある場面では「弱み」となります。

つまり、誰と戦うのか、誰と比較されるのか、によって異なるということです。

誰がいるどのような戦場なのか、ということをよく考える必要があります。



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