「相手のお困りごと」を起点に考える

「相手のお困りごと」を起点に物事を考えるようにしています。

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相手に届くようにするにはどうしたらいいか

自分の持ち合わせているものや技術でもって、相手に何か物事を伝えようとするとき、どうしても”自分発信”で組み立ててしまいます。

自分が何ができるのか。自分が何を伝えたいか。自分が相手にどうしたいと考えているか。

これは少し前まで、自分が考えていたことでした。

打合せにあたって、自分の話したいことをきっちり組み立てて臨んでいました。

しかし、そういうときほど相手に届かないもので、悩んで生み出して頑張った割には、成果が薄かったように思います。

「いかに話すか」ではなく「いかに聴くか」

自分のマインドを変えてみようときっかけは、独立するにあたって、様々な書籍やセミナーに触れつつ、いざ「自分のスタイル」を作ろうと思ったときでした。

目の前の相手の役に立とうと思ったときに、こちらがどう自分起点で様々なことを考え、組み立て、伝えようとしても、それが本当に相手にとっての「お困りごと」であるとは限りません。

必要なことは「いかに話すか」ではなく「いかに聴くか」が重要なのだと思わされました。

あくまで「相手のお困りごと」を起点にする

相手の言葉、表情、心境、状況に十分に耳を傾けて、”相手が何に困っているのか”をしっかりと理解するように努めることにしています。

言語化できているものもあれば、言語化できていないものもあります。

言語化できていないものがありそうであれば、様々な事例や例えを少しずつ投げかけながら、少しずつ言語化してもらう。

現状から理想、そして方向性。

すべて「相手のお困りごと」を起点にしています。

今でも打合せの順序はもちろん考えて臨んでいますが、それよりも、「相手のお困りごと」を探ることを優先にするようにしています。

そうすることでめぐりめぐって、相手の役に立つような実感が持てています。

2018年のMINIATURE LIFE展(長崎歴史文化博物館)にて

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