”シンデレラ商品”という発想に目を向けてみたいところです。
目次
シンデレラ商品とは
シンデレラ商品とは、ドラッカーが名付けた概念で、灰をかぶったように社内では目立たないが価値のある商品で、改良や育成次第で大ヒットとなり得るようなものをいいます。
名前のとおり、シンデレラのように普段は灰をかぶっていても、魔法で変身することで大きな成功を収めるような商品というものです。
自社の新たなチャンス
シンデレラ商品は、たとえ今は目立たなくとも、自社の新たなチャンスとなり得る商品であるといえます。
一方で、普段はやはり目立たないがゆえに、見過ごされがちです。
せっかく自社の次世代を担うかもしれない商品を見過ごすのは実に惜しい話です。
シンデレラ商品の存在価値は重要であることが分かったうえで、それをどのように探して着目しておくべきなのか。
着眼点
- 「予期せぬ成功」を探す(自社の思惑にかかわらずなぜか成功しているという分野はないか)
- 産業構造・人口構造の変化に目を向ける(年齢、住環境、年収、学歴、性格、思想など)
- 認識・価値観の変化に目を向ける
- ギャップ・ニーズの変化に目を向ける
- 新しい知識の出現に目を向ける