何を話そうかの前に、「場づくり」が重要です。
和仁達也著「プロの思考整理術」(かんき出版)を参考にして。
目次
前段階が重要
”何を話し合うか”とどれだけ思いを巡らせてみても、普段、相手との関係において、威圧感を与えるような態度を取っていると、相手は不安を感じ、有意義な話し合いには繋がりづらいと思われます。
(不安・危険・ネガティブ)
話し合うことそのものよりも、まずはその前段階を整えなければ、有意義な話し合いになることはないと考えられます。
前段階で必要なこととは、「安心・安全・ポジティブ」であると考えられます。
相手が安心でき、安全な環境であれば、ポジティブになることができ、自由な話し合いをすることができます。
安心安全ポジティブの具体的な作り方
具体的に、どのようにすれば安心・安全・ポジティブな環境を作ることができるのか。
和仁達也著「プロの思考整理術」(かんき出版)を参考にまとめました。
リラックスできる場所で
周囲に大勢の人がいたりすると、落ち着いて話すことができません。よって、リラックスできる会議室・公園・カフェなどがよいと考えられます。
座る/立つ位置は、90度or隣で
対面に座ると、相手は圧を感じるかもしれません。よって、座る・立つポジショニングとしては、「90度or隣」がよいと考えられます。
笑顔で
相手にとって、安心・安全・ポジティブを感じられる表情は、すなわち「笑顔」です。
肯定的な言葉で
否定語を使うと、相手は心を閉じてしまいます。よって、「肯定語」を使って話し合いたいところです。
上から目線をやめる
アドバイスしてやる、もっとよい方法を教えてやる、などの言葉を聞くと、相手は心を開きづらくなるため、一緒に頭の整理をする感覚で話しかけたいところです。