モヤモヤした頭を整理する4ステップについて。
和仁達也著「プロの思考整理術」(かんき出版)を参考にして。
思考整理4ステップ
話の着地点が見えなくなってしまうことを防ぐためにも、一定の方向性を示す意味でも、
「○○を○○するには」などといったタイトルを最初に決めておく必要があります。
できるだけ具体的に、情景や心情が解像度高く見える状態まで掘り下げたいところです。
「心情」も言語化し、「状況」も言語化していきます。
現状の制約もいったん取っ払い、理想の状態がどういう状態なのかをイメージしたいところです。
現状が100点満点中何点か、そもそも100点満点とは何かを掘り下げていくと取っ掛かりが出てきそうです。
- 環境
- 能力・資格
- 行動
理想を描く
「現状」の次に「理想」をイメージするのがポイント
多くの場合、時系列の流れとして、「現状」から「条件」を考え「理想」へと考えを向けがちです。
ポイントは、通常の時系列の流れを無視し、「現状」の次にいったん「理想」を描いてみる点になります。
現実から理想へと通常考えても停滞してしまうような状態にあることでモヤモヤを抱えてしまっているため、その流れをいったん変えてみることで通常と異なることも思いつくかもしれません。
どのように問いかけるか
現状の制約をいったん取っ払い、以下のような問いかけを行うことで、理想のイメージを浮かべやすくなります。
「どのような状態になれば理想的ですか?」
「100点満点の状態はどのような状態ですか?」
「10年先の自分はどうなっていたいですか?」
「次のステージ移ったらどうなっていたいですか?」
「どのようになったら、問題が解決したといえますか?」
他人から提案された案、自分が提案した案
人の特性として、他人から提案された案には否定的になりがちですが、自分が提案した案には抵抗なく受け入れるものです。
あくまで、その人自身のなかで、その人自身に対して提案してもらうような形にしたいところです。
仮置きが重要
「仮に、こうなっていたらいいという状態はどのような状態ですか?」
などといったように、「仮置き」が重要になります。