起業するにあたっては、一度、その”先入観”と向き合って整理しておくとよさそうです。
今井孝著「起業1年目の教科書」(かんき出版)を参考として。
目次
起業のための”アイデア”の先入観
”起業”というと、画期的・革新的なアイデアがなければしてはいけないのではないか、と思いがちです。
しかしながら、現実的には、「人の役にたつこと」でありさえすれば、事業として成り立ち得るものであると考えられます。
上記のような先入観ゆえに起業に躊躇する必要はないと考えられます。
いざ踏み出してみると、自分のスタイルに合った形になるという可能性もありますし、それが画期的な何かに変わっていくということも考えられます。
熱意があるのであれば、まずは始めてみて、やりながら考えていくことで磨かれていくということもあると思われます。
起業の”夢や目標”の先入観
起業の”夢”はなにか、”目標”は何か、と聞かれたらどうしよう、と思ったりもします。
高尚な夢や目標がないと起業してはいけないのではないか、と思わせがちです。
「夢」は挙げられなくとも、「やりたいこと」であれば多く挙げられる、ということも考えられます。
起業には、むしろ”やりたいことがある”というエネルギーのほうが必要であったりもします。
自分サイズのスモールスタートは何か
”起業すると、リスクを取らなければならない”と思いがちです。
しかしながら、必ずしもリスクを取らなければならない、というわけでもありません。
自分に合った、自分サイズでスタートすることでも十分だと考えられます。
まずは自分サイズでスモールスタート(例えば、副業でスタートするなど)し、走りながら商品の完成度を上げたり、知名度を上げたり、コネクションを広げたりして、少しずつ成長させていくということでもよいと考えられます。