生成AIを使用する際、最初にプロンプトのことを考えることになりますが、究めるとなるとなかなか大変です。
生成AIの入口に立ちふさがる”プロンプト”
生成AIを使用しようとする際、入り口に立ちふさがるのは”プロンプト”です。
ITやAIに触れる機会が少ない人にとってはそもそも”プロンプト”という言葉自体が聞き慣れず、なんとも難しげな響きに感じられます。
最初に立ちふさがるプロンプト、究めるにはなかなかのコツが必要そうです。
基本的には、以下のことを伝えるとよいと考えられています。
#前提
#命令
#制約
#出力形式
#依頼
#役割
#出力形式
#依頼
#役割
#出力形式
#ルール
#例、参照知識
#実行シナリオ
他にも、少し調べてみるだけで、実に様々な深め方があります。
生成AIのことは生成AIに聞けばよい
ひとつキーワードになるのは、”生成AIのことは生成AIに聞けばよい”ということ。
生成AIに何ができるのか、生成AIに対するプロンプトのこと、生成AIのことは生成AIがよく分かっていることなわけですし、いっそ聞いてしまうのが近道です。
プロンプトのことは、生成AIに聞けばよい
プロンプトについて考えることは面倒ですし、生成AIに聞いてしまうのが早いということ。
プロンプトなるものについて、足りない情報があるのであれば、あるいは、生成AIのパフォーマンスをより向上させるために必要な情報があるのであれば、生成AIのほうから歩み寄って聞いてくれればよいということになります。
万能プロンプト「ゴールシーク」
生成AIのパフォーマンスを引き出すためにしっかりしたプロンプトを作ることが大事なのであれば、そこから生成AIと一緒に考えてもらえばよく、プロンプトが出来上がったら、それをそのまま生成AIに実行してもらえばよいということなります。
万能プロンプト(ゴールシーク)さえ知っていれば、複雑なプロンプトを覚えなくとも大体のことは乗り切れそうです。
次の流れに沿って、一緒にChatGPTへのプロンプトを考えましょう。
1.どのような目的でプロンプトを考えるか私に確認してください。質問の答えから繰り返し改善を行っていきたいです。
2.私の入力に基づいて、以下の3つの回答を生成してください。
・アップデートされたプロンプト(修正プロンプトを提示)
・プロンプトをよりよくするための提案
・プロンプトをよりよくするための追加質問
3.このやり取りを利用者が終了を指示するまで続けます。
上記を投げかけると、以下のような展開になります。
生成AI側から色々と聞いてくれるようになれば、それに沿ってこちらは回答していけばよく、いつの間にかよいプロンプトが作られるということになります。
プロンプトができあがったら、「では、このプロンプトを実行してください」と指示すればよいということになります。