強みの探し方③

”強み”が重要といわれつつ、いざ探そうとしても見つけ方も分からないものです。

森岡毅著「苦しかったときの話をしようか」(ダイヤモンド社)を参考にして。

目次

好きな行動のアイデア出し→集約→仕分け

前記事まででは、自分の”強み”を知るためには、以下の順番で考えていくというものでした。

  1. 「これまでの人生において、社会との関わりのなかで、良い反応があったり誰かの役に立ったりして、心地よかった経験」「動詞」で考える
  2. 考える力」「伝える力」「変化を起こす力」の属性に仕分けし、集約していく

適性のある職業スキル

次の段階として、森岡毅著「苦しかったときの話をしようか」(ダイヤモンド社)では、それぞれの力の属性に応じて、どのような職業が向いているかを解説されています。

考える力(戦略を考える能力)の傾向が強い人

”知的好奇心”がエネルギー源であるため、考える対象として「興味が持てる分野を選ぶかどうか」が重要とされています。

  • ファイナンス
  • 研究職
  • マーケティング
  • 士業
  • コンサルティング

伝える力(人と繋がる能力)の傾向が強い人

「人と人とを繋げることで、新しい価値を生み出していく」職業を選ぶと良さそうです。

  • 営業職
  • プロデュース
  • 広報
  • 企画
  • 渉外
  • 交渉
  • ジャーナリスト
  • 政治家

変化を起こす力(人を動かす能力)の傾向が強い人

「自分を起点に人に結果を出してもらい、変化を起こしていく」職業を選ぶと良さそうです。

  • プロジェクトマネージャー
  • マネジメント職全般
  • プロデューサー
  • 研究開発リーダー
  • マーケター

考えるべきこと

上記まで突き詰めることができれば「軸」ができてくるので、情報を受け止めても無駄にすることなく、その「軸」に巻きつけていくように、自分の力へと変えていくことができそうです。

そのうえで、以下の2つを軸に、取捨選択していくことができれば、自分に最も合う職種にたどり着くことができそうです。

  1. 自分の特徴を、その職業のなかで、どのように活かしていくことができそうか
  2. 自分の特徴を踏まえて、明らかに向いていない職種は何か



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