西口一希著「マーケティングを学んだけれど、どう使えばいいかわからない人へ」(日本実業出版社)を参考にして。
目次
商品の”価値”とは何か
「価値」とは何か。以下と解されています。
- お客様が、保有するお金等と交換し、手に入れたいと思う「便益」と「独自性」への欲求
- お客様が商品に見出すもの
継続性の観点
事業は一過性ではなく、継続していく必要があり、「継続性」という視点も重要になると考えられます。
すなわち、企業は商品の便益と独自性を磨き続ける必要があります。
ずっと同じ価値の商品では、時間とともに競合も増えてきて価格競争にもなり、コモディティ化(安価な日用品化)してしまう可能性も考えられます。
したがって、さらに「便益を強化する・独自性を追求する」といった方針を取り、価値の低下を防ぐ必要があります。
価値を創り続ける
お客様が商品に対して便益や独自性を強く感じていれば、商品の価値は下がることなくますます上がり続け、売上も増加し、事業を継続していくことが可能になります。
マーケティングの目的として、「プロダクトの価値を創り続け、強化し続けること」が挙げられます。
- 誰かにとって明確で、代替されにくい便益と独自性は何なのか
- 自社が提供しうる価値とは何か