いざ売上を上げよう!となったとき、自社の売上の”構造”を知っていなければ、どのような方向に進んでいけば分からないということになります。
佐藤義典著「実践マーケティング戦略」(日本能率協会マネジメントセンター)を参考として。
目次
売上の”構造”
どの業種も共通のこととして、売上は、以下の要素で構成されています。
当たり前といえば当たり前のことですが、これを感覚的に持っておくレベルで必要とされます。
”感覚的”とは、例えば、以下のような感覚です。
- ニーズが広い → 顧客層が広さ(数量の広さ)
- ニーズが深い → 顧客の嗜好が深い(単価・リピートの深さ)
ニーズの広さはどうか
「ニーズの広さはどうか」と考えてみたいところです。
自社の商品を実際に使っている層・必要としている層はどれくらいいるのか。
それを把握しておくことで、自社の今後の方針として、その広さをもとに戦略を考えることができます。
ニーズの深さはどうか
「ニーズの深さはどうか」と考えてみたいところです。
自社の商品に対して、顧客がどこまでこだわりを持つのか。
これは、顧客が”より自分に合っている”ことをどこまで望むのかによってきます。
人は、より自分に合っていると感じれば、価格をそこまで気にしなくなりますし、リピート率も高くなります。
それを把握しておくことで、自社の今後の方針として、その深さをどこまで突き詰めるのかといった戦略を考えることができます。