愛着を持ってもらう

一回の契約・購入から利用へと繋がった後、愛着を持ってもらうにはどのような取り組みを行えばよいか。

佐藤義典著「マーケティング戦略 実行チェック99」(日本能率協会マネジメントセンター)を参考にして。

目次

知ってもらってから愛用してもらうまでの流れ

自社商品を”知ってもらってから愛用してもらうまでの流れ”としては、お客様の考える順番に沿い、以下のようなハードルを乗り越えていく必要があります。

佐藤義典著「マーケティング戦略 実行チェック99」(日本能率協会マネジメントセンター)の「マインドフロー」より筆者加工

愛着を持ってもらうには(⑦愛用)

「愛着」という語感のとおり、機能などの論理的な面だけではなく、さらに、情緒面でお客様に”心地よい”と思ってもらえるような取組みが必要と思われます。

デザインのよさを提供する

デザインがよければ、愛着を感じることができます。

他人に積極的に見せたくなるようなものであれば、よりその人の身近に寄り添うことができます。

楽しさを提供する

楽しければ、愛着を感じることができます。

商品のなかに、あるいは、会社の対応のなかで、少しでもそういった遊び心などがあると愛着を持ってもらうことができます。

カスタマイズの余地を提供する

自分好みにできると、”自分だけの一品”が出来上がり、愛着を持ってもらうことができます。

お客様の要望に沿ってカスタマイズしていく余地をどのように作っていけるかも考えたいところです。

コミュニティを提供する

同じ商品を使っている仲間がいると、お客様はその商品へ愛着を感じるようになります。

その商品がターゲットを絞っていればいるほど、同じ価値観を持つ仲間同士での繋がりを作ることができ、お客様にとってもそのコミュニティに魅力を感じることができるようになると考えられます。


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