会話は言葉だけではないところでもなされており、言葉だけでないところでも相手に自分の気持ちを誤解なく十分に伝えたい場合には、特に気をつけたいところです。
古宮昇著「はじめての傾聴術」(ナツメ社)を参考として。
目次
猫は尻尾で感情を伝える
猫は、顔には表情が出ませんが、何を感じているかを知ることが容易です。
尻尾の動きを見るとよく分かるからです。
- しっぽをだらんを下げている → 元気がない
- しっぽをピンと立てている → 嬉しい
- しっぽが膨らむとき → 威嚇
- しっぽをくねくねさせている → ワクワク
- しっぽを大きくゆっくり振っている → 機嫌がよい・リラックス
- しっぽを大きくバタバタと動かす → 機嫌が悪い
- しっぽを後ろ足の間に隠している → 怖い
言葉でない部分もコミュニケーション
人も、言葉を交わさない部分で相手の表情を読み取ることができます。
人は自然にそれを空気感として読み取っています。
- 表情
- 姿勢
- 身振り手振り
非言語コミュニケーション
言語コミュニケーションと同時に、この「非言語コミュニケーション(言葉以外の部分での感情表現)」にも十分に表情を込めたいところです。
そのことによって、全身で相手への誠意を伝えることができます。
- 相手に体と目を向ける
- 耳を傾ける
- 前屈みになる
- 同じ視線になるようにする
- 反り返らない
- 腕・足を組まない
- 強い視線を送らない