相手に何かを提案する場合、順番・構成は大きな意味を持ってきます。
大橋一慶著「セールスコピー大全」(ぱる出版)を参考として。
語る順番で反応は変わる
語る「順番」で、相手の”反応”は変わってきます。
相手のアクションを必要とするのであれば、「どのようなことを」だけではなく、「どのような順番・構成で」といったことに気を配って、相手に語りかけたいところです。
広告文に限らず、対面での話でも通じる
大橋一慶著「セールスコピー大全」(ぱる出版)は、広告文に関する書籍ではありますが、上記の語る「順番」については、広告文に限らず、対面での話にも通ずるところがあると感じています。
発する側は意外と意識できていなかったりするのですが、相手が聞きやすい・理解しやすい・受け入れやすい順番・構成を意識するか意識しないかは、とても大きな意味を持ってきます。
特に、相手に動いてもらうことを必要とするのであればなおのこと、意味を持ってくると思われます。
聞き手が受け入れてくれやすい順番で語る
大橋一慶著「セールスコピー大全」(ぱる出版)で提示されている5ステップはとても参考になります。
自分に伝えたいことがあるとしても、一方的に話したところで、なかなか相手に受け入れてもらえるわけではありません。
逆説的かもしれませんが、まずは相手の寄り添う姿勢を持ちたいところです。
具体的には、「相手に共感する姿勢を持つ」ところを出発点にしておきたいものです。
問題の原因を言語化し、解決手段の情報提供を伝えることで、相手にうなずいてもらえるようにしたいところです。
自社商品がベターな選択肢であることを伝えたいところです。
商品の「特徴」「メリット」「価値」など。
さらに、伝えるにあたっては、「事例」「お客様の声・推薦文」「実績」などで補強すると説得力の増加に繋がりそうです。
相手にとってどのような効用があるのか、相手のお困りごとをどのように解決するのか、相手の欲求をどのように満たすのか、を数多く語っておきたいところです。
どんなによい話でも、”また今度”が多発してしまうと悔しいものです。
なぜ「今」がよいのかを語っておきたいところです。
- 今、決めると得する理由
- 保証・サポート・お試し期間
- 価格の正当性(安さを謳うのではなく、価値の高さを謳う)