自分ではない誰かの視点を持つ

自分の判断の精度をより高めていくために、「自分ではない誰かの視点」があるとよいものです。

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視点を増やし、視野を広げて考える

自分の視点だけではなく、より広い視点・視野で物事を捉えることにより、自分の視野・判断の盲点を補ったり、自分だけではなくより大きな意味でのメリットに気づかされたりします。

相談相手がいつも側にいればよいのかもしれませんが、最終的には、自分で納得をし、決めていく必要があります。

ましていつも相談相手が側にいるわけではありませんし、自分のなかに「自分ではない誰かの視点」を持つことができれば、より自分の判断の精度を高めることができ、納得して決めていくことができます。

自分ではない誰かの視点

「自分ではない誰かの視点」、どのようにして持つことができるのでしょうか。

端的にいえば、”あの人なら、こんなときどうするだろうか”という存在を、具体的に、自分の心のなかに持つことだといえます。

”あの人なら、自分の今の判断に何と言うだろうか”

”あの人なら、この状況をどう切り抜けるだろうか”

”あの人なら、こんなときどう考えるだろうか”


といったように、自分の心のなかの会議でその人と対話し、問いを自分自身に投げかけ続けることで、自分にとって足りない視点を補うことができそうです。

これまで出会ってきた尊敬できる上司や先輩、そういった存在がいないようであれば、自分が尊敬する人(例えば、スティーブ・ジョブズなど)など、具体的な人がよいと思います。

どんな視点を取り入れたいかを言語化する

さらに進んで、「その人のどんな視点を自分に取り入れたいか」を突き詰めて考えることも有用といえます。

”自分のなかのその人”なので、実際のその人の判断と同一というわけではなく、自分なりに、”その人ならこう考えるだろう”、という自分のなかでのイメージを持っているわけで、さらに、それが”どんな視点なのか”を言語化してみると、自分のなかで納得のいく判断基準を磨くことができそうです。

めがね橋
水面にもう一片の橋が映り、本当にめがねのようですね。

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