プロンプトのパターンを整理する(必要な理由→回答、不足情報充足→回答、一般論→アイデア)

ChatGPT(生成AI)のポテンシャルを最大限活用するためには、いかにプロンプトを工夫するかですが、そのための様々なパターンを知っておきたいところです。

目次

ChatGPT(生成AI)は、ポテンシャルが膨大

ChatGPTが有名ですが、生成AIを支えているLLMは「大規模言語モデル」という基盤技術が使われており、人間では到底及ばないような大量の”データの海”であるともいえます。

ポテンシャルは膨大で、これを使わない手はありません。

ただ、生成AIを使いこなそうと思うと、人間がいかにこの生成AIに呼びかけるか(要望・指示・命令を与えるか)が重要になってきます。

生成AIのポテンシャルを最大限に引き出すことができるようなプロンプト(入力指示)を知っておくことには意味があると考えられます。

必要な理由→回答(Reasoning+Acting)

第1段階で必要な理由を十分に考えさせてから、第2段階で回答してもらう方法です。

まずはそのために必要な理由・最高の状態とは何なのかを明確にしてから、「では、お願いします。」と実行させるというものです。

  • ①○○のために事前に調べておくべきこと・必要な理由は何ですか?
    ②では、それをお願いします。
  • ①最高の○○とはどのようなものですか?
    ②では、そうなるように、お願いします。

不足情報充足→回答(Proactive Prompting)

不足している情報がないか質問させて答えてから、回答してもらう方法です。

言語化することが難しい場合などがあれば、この方法で充足させることができます。

  • ①○○をするために、より良い結果のために情報が必要であれば質問してください。
    ②踏まえて、お願いします。

※出力の質を高めるために10の質問を考えてください、などといった方法でもよさそうです。

一般論→アイデア(Common belief and)

いったん一般論を答えさせてから、一般論ではないアイデアを引き出していく方法です。

突飛なアイデアを求める場合、生成AIは確率でテキスト生成するという性質から、いったん一般論的アイデアを出させてから、そうではないアイデアを引き出すというものです。

  • ①○○について、一般論を教えて。
    ②では、一般論に当てはまらないアプローチで面白い企画を考えて。





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