手元のお金を増やすには、お金持ちのライフスタイルを参考にすると学べることがあるかもしれません。
谷本真由美「日本人が知らない世界標準の働き方」(PHP)を読んで考えたこと。
手元のお金を増やすには、お金持ちの先輩に学ぶのが近道?
変化の激しい時代を生きるにあたっては不安も尽きないものですが、手元にお金が少しでもあると、様々な悩みや不安も大部分軽減できる面があるのも現実です。
ただ、実際問題、どうしたら手元のお金を増やすことができるか分からないものです。
稼ぐ力を磨くことも大事ですが、せっかく稼いでも、散財してしまっては意味がありません。
稼ぐことに関してはスキルアップして技術を磨くとして、稼いだお金の使い方も考えたいところです。
手元にお金がある、いわゆる”お金持ち”になるには、そのお金持ちのライフスタイルを参考にするというのはひとつの考え方です。
谷本真由美「日本人が知らない世界標準の働き方」(PHP)を読んで、とても面白い視点だと感じました。
お金持ちのライフスタイル
谷本真由美「日本人が知らない世界標準の働き方」(PHP)を参考に、お金持ちのライフスタイルをまとめてみました。
家族や友人との関係を大切にする
家族や友人との関係を大切にし、一緒に過ごす時間を心地よいものにすることができれば、精神的な安らぎを得ることができ、身体的な健康の増進を図ることができ、仕事のパフォーマンスも上がります。
あるいは、ペットを飼い、ペットと過ごす時間も同様です。
これらは、他人とのパーティーのようにお金もかからず、散財することもありません。
デメリットは何ひとつ見当たりません。
「投機」ではなく「投資」
ギャンブルのような「投機」を趣味にするのではなく、長期的な成長を見極める「投資」を趣味にするのがよさそうです。
例えば、長期目的で保有する株式や不動産などです。
それらを実際に自分で運用すると、世の中の経済の流れを”自分ごと”として捉えることができ、対岸のお勉強ではなく、生きる知恵として必要、と思うこともでき、仕事のパフォーマンス向上にも繋がります。
「買い物」の考え方
「買い物」に対しての考え方も、単なる”消費”と捉えるのではなく、”投資”という視点を入れてみるとよいかもしれません。
”購入して使った後には廃棄するしかない物”という考え方は先入観かもしれません。
例えば家具などに関して、次世代までより長く使えるような物、アンティークとしてゆくゆく売却可能性が少しでもある物、という視点で選ぶのもよいかもしれません。
”時間とともに価値が減らないもの”を考える
例えば、車などで、”時間とともに価値が減らないもの”(一定期間利用後、売却価値が減らずに残っているもの)という視点を持つことです。
DIY
DIYが趣味になれば、内装・家具の購入・補修のお金を節約することができます。
比較サイト
前もって購入したいものを考えておくことができれば、比較サイトなどで、より値段や機能の面などで、あれこれと考えながら選ぶ楽しみもできます。
所有からシェアへ
”固定費の流動化”などと言いますが、固定費をいかに減らし、流動的に必要なときに必要なだけ支払う形にすることができれば、生活費の軽減になります。
所有せずに、共有(シェア)し、必要なときに必要なだけレンタルするという流れです。
例えば、車や駐車場のレンタル、服やバッグのレンタルを利用するといったものです。
お金の集まり方の変化をビジネスチャンスと捉える
ITを中心にテクノロジーは日々進化しており、世の中の”お金の集まり方”も日々変化しています。
グローバリゼーションも進み、媒体も変化していきます。
”誰から誰に、どのようにお金が流れていっているのか”といったそのお金の流れの変化を意識し、その流れに沿ったビジネスを考える、といった視点も大事です。
まとめ
普段、何気なく耳にすることがあったりしましたが、海外を中心に、時代や価値観がどのように流れているのか、を俯瞰して書かれていた谷本真由美「日本人が知らない世界標準の働き方」(PHP)は、とても目から鱗でした。