聞き手の「あいづち」や「うなずき」は、聞き手が思っている以上に、話し手に大きなメッセージを発しているものです。
古宮昇著「はじめての傾聴術」(ナツメ社)を参考として。
目次
「あいづち」や「うなずき」がないとどうなるのか
聞き手の「あいづち」や「うなずき」がないと、どうなるのか。
話し手はとても不安な気持ちになります。
”ちゃんと聞いてくれているのだろうか”
”分かってくれているのだろうか”
自分の話に対するあいづち・うなずきといった反応がないと、話し手はどんどん話そうという気持ちを失っていくものです。
相手へのメッセージ
聞き手は、「あいづち」や「うなずき」という形で、”話を聞いている”というメッセージを伝えることができますし、それはとても重要なものです。
逆にいえば、しっかりとした「あいづち」や「うなずき」があると、聞き手はとても安心することができ、話をしやすくなります。
特に、電話のような相手の顔が見えないコミュニケーションにおいては、しっかりと声を出して、「あいづち」を伝えることが重要になってきます。
身ぶり手ぶりが少ないからこそ
日本人は、外国に比べて、身ぶり手ぶりが少ないといわれます。
なので、「うなずき」は大きめなくらいがよいと思いますし、「あいづち」も様々な言葉で発しながら、話し手の話を受け止めているというメッセージを伝えたいところです。