話し手の「得意なこと」「苦手なこと」を見極める

事業を行っていて、相手は何が得意で何が苦手かを見極めておくと、相手の意向に沿ったスタンスを考えることができそうです。

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得意な分野・苦手な分野は人それぞれ

話し手が、事業において、何が得意で何が苦手であるかを把握しておくには大きな意味があります。

人の特性として、

「苦手な分野」には、積極的に踏み込んでサポートして欲しい

「得意な分野」には、自分で積極的にアイデアを考え出して進んでいきたい

と考えているものです。

つまり、例えば何らかの相談を受けたとしても、求めている対応が一様ではないということがいえます。

これは、相手のことによく興味を持ち、日頃からよくコミュニケーションを取っていなければ、把握することができません。

苦手なことにどう対応するか

事業のなかの「苦手な分野」であれば、積極的に踏み込んで助けて欲しいと考えていることが多いものです。

できれば避けたいものですし、それでも自分自身が把握しておく必要があるのであれば、分かりやすい報告をしてもらえると助かるな、と考えます。

得意なことにどう対応するか

一方、事業のなかの「得意な分野」であれば、相手には答えや直接的なサポートを期待しているとは限りません。

事業のなかの「得意な分野」であれば、自分でアイデアを考え出し、自分の力で成し遂げたいと考えていることが多いものです。

なので、自分の頭のなかがまとまるよう話を聞いて一緒に考えてもらいたい、と思っていたりします。

むしろ、安易な答えや提案は、逆に不愉快さえ感じさせてしまうことすらあるかもしれません。

そのような場合には、直接的なサポートというよりは、理由を掘り下げて聞いてみたり、質問してみたり、自身が知っている事例を紹介してみたりと、相手のアイデアが言語化され、より具体的に形になっていくようなサポートが望ましいといえそうです。



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