フロント商品は、メイン商品を知ってもらうためのきっかけであると捉えて設計する必要があります。
谷田部敦著「小さな会社の勝算」(かんき出版)を参考にして。
目次
フロント商品はきっかけ
「フロント商品」は、「メイン商品」を買ってもらうための”きっかけ”であると捉えて、企画を考える必要があります。
フロント商品単体で考えるのではなく、その役割を考えるということです。
時期・季節によって変えていくのが基本
例えば、1年中同じキャンペーンやセールを行っていると、それが当たり前になってしまいます。
時期・季節に応じて、冬だからこれ、今の時期だからこそのこれ、などといったように、期間を区切って変化をつけていくことで、反応を見ることができます。
反応が悪ければ別の企画を考える必要があります。
逆に、根強い人気があるものについては、定番化させることも考えたいところです。
「トレンド」と「ニッチ」
フロント商品のキーワードとして、「トレンド」や「ニッチ」が考えられます。
いずれにしても、フロント商品そのものからいきなり売り込もうとすると”押し売り”と警戒されるため、興味を持った方に対しては別途個別相談などを入れるべきと考えられます。
トレンド | ・最近話題になっているものをモチーフにする ・最先端技術をテーマにする ・引越しシーズンなど自社に関係する時期を意識する |
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ニッチ | ・トレンドと逆に、トレンドから取り残されたニーズをすくい上げる ・テーマを絞り、関心の強い顧客のみを集める |