認知戦略としての各SNSの特徴

認知してもらうためにSNSを活用する場合、各SNSの特徴を押さえておく必要がありそうです。

谷田部敦著「小さな会社の勝算」(かんき出版)を参考にして。

目次

「商品が売れていく仕組み」のサイクル

「商品が売れていく仕組み」として、谷田部敦著「小さな会社の勝算」(かんき出版)において、6マス・マーケティングという仕組みが紹介されています。

  1. 「認知」
    →お客様に知ってもらう
  2. 「獲得」
    →見込み客の情報を入手する/見込み客の比較検討の対象に入る
  3. 「信頼」
    →見込み客の比較検討の対象から選ばれる
  4. 「フロント商品」
    →最初の商品を購入してもらう
  5. 「メイン商品」
    →利益率の高い商品を購入してもらう
  6. 「リピート・紹介」
    →定期的に商品を購入してもらう/知人やSNSで紹介をしてもらう

各SNSの特徴

Instagram

  • 20代~40代中心
  • ビジュアルでインパクトが表現できる業種が適している(美容系、飲食店)
  • 写真・リール・ストーリーズを活かしたインパクトのある投稿ができるかどうか
  • コツコツ続けることが楽しめるかどうか

Facebook

  • 40代~60代中心
  • 匿名性が低い
  • 広告費がPPC広告より安い
  • リラックスしている時間に見ていることが多いため、目に留まりやすいものである必要あり
  • テーマをはっきりさせ、どんなメリットが得られるかパッと見で分かるようにする

YouTube

  • ユーザー数が多い
  • 埋もれやすく、効果が出るまで相当な時間がかかる(最低90日~2年程度)
  • 撤退率も高いため、継続するだけで競合は減っていく
  • ニッチなテーマで配信して人気になると入れ替わりは少なくなる
  • 「面白いコンテンツ」→プロの参入によりレッドオーシャン化している
  • 「お役立ちコンテンツ」→ニッチな分野で参入の余地あり(商品の活用方法など)
  • YouTube広告→短期間で訴求可能。ただ、期間内は広告コストが半永久的にかかってしまう。

TikTok

  • 20代以下中心
  • 短い動画
  • 上位表示される動画の入れ替わりが激しい(新規参入者にチャンスあり)
  • 若い世代にインパクトのある動画が出せるかどうか

X(Twitter)

  • 頻繁な投稿ができるかどうか
  • フォロワーとのコミュニケーションが多くなる
  • 炎上した場合、コントロールしにくいリスク
  • フォロワー数が少なければイメージダウンにも繋がりかねない

LINE公式アカウント

  • ”認知→獲得→信頼”まで進めることも可能
  • LINE VOOM(ショート動画)
  • LINE PLACE(店舗等の検索・投稿)
  • 一斉配信可能、多機能
  • すぐにブロックされてしまうデメリットあり
  • 店舗全般(コンテンツ系、塾、飲食店、サロン系)で活用可能

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