繁忙期は、”お客様の関心が高い時期”ともいえます。
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繁忙期=お客様の関心が高い
繁忙期のある業種にとって、「繁忙期=需要が多い」ということができます。
需要があるということは、お客様にとって、そのときに非常に関心があり、また、”自分ごと”として捉えてくれるということでもあります。
その際に、もともとこの時期によく売れる商品・サービスとは別に、自社が力を入れていきたい商品・サービスを合わせて提案する機会を持つことができれば、なんでもない時期にアピールするよりは”自分ごと”として聞いてくれる確率も高く、お試しでそのとき追加購入してくれる可能性が高いということがいえます。
そして、ここで追加購入してくれたことをきっかけとして、他の時期の売上を底上げしてくれる可能性が出てきます。
繁忙期はジレンマでもある
単純なことといえば単純なことですが、繁忙期にはそれができない理由があります。
繁忙期は、通常の業務が忙しいのです。
通常の業務に追われると、”お試しのチャンス”を仕掛ける余裕がなくなってしまいます。
あるいは、やり出してもやりきれずに終わってしまうということも考えられます。
逆算して準備ができるかどうか
そうすると、やはり繁忙期に入る前から逆算して、十分な時間を取り、繁忙期に何を仕掛けるかを考えて、作戦を立てる必要があります。
中長期的に、何を世の中に提供していきたいか、そのための具体的な準備をいつから行っていくべきなのか、閑散期だからこそ、考える必要性がありそうです。