グラバー園は、斜面地に建っているため勾配があります。
できるだけ疲れずにグラバー園を満喫する方法を考えてみました。
グラバー園について
グラバー園は、1859年に長崎に来たイギリス人商人グラバー、リンガー、オルトの旧邸のあった敷地を公開しているものです。
旧グラバー住宅は、世界遺産の構成資産でもあるほか、ほかにも歴史的価値の高い建造物を移築していることから、野外博物館といってもよい場所です。
グラバー園は、丘の上の斜面地にあります。
なかなか勾配もあり、階段も多く、各建物は一見すると迷路のように配置されているように感じるので、これらを満喫するにはコツが必要です。
グラバー園の保存修理工事完了!
旧グラバー住宅は、長らく保存修理工事中でしたが、工事が令和3年12月に終了し、塗装や内装を補強された姿を完全公開されています。
第2ゲートから入る!
そのコツとは、ずばり、「第2ゲートから入る!」です。
あまり知られていませんが、グラバー園には、第1ゲートのほか、第2ゲートもあります。
地図で見ると、一見平面のように見えますが、下の四海楼あたりからグラバー坂を経てのグラバー園はなかなか急な上り坂となっています。
また、グラバー園自体も、第1ゲートはもっとも低い位置にあり、園の一番奥までは上り坂となっています。
第1ゲートから園の一番奥まで、エスカレーターで行けるようになってはいるのですが、グラバー園の前後の見どころをあわせて考えてみたとき、やはり第2ゲートからその後のルートを“下り道”として設定することで、疲れずに満喫することができるのではないかと思います。
また、第2ゲートから入った後は、ルートマップに沿っていくことで、最もムダなく見ていくことができます。
水色が基本ルートですが、階段のない車椅子ルートを基本に据えるのも、階段の多いグラバー園を満喫するのにお勧めです。
グラバー園を中心とした観光ルート
上記のとおり、第2ゲートを使うメリットは、グラバー園前後のルートにもあります。
※斜行エレベーターは、市営で、市民の足でもあります。