融資の種類には、様々なパターンがあります。
諸留誕著「顧問先の銀行融資支援スキル 実装ハンドブック」(日本法令)を参考にして。
目次
融資の種類
融資の種類としては、以下のようなものが挙げられます。
- 保証協会の保証付き融資
- プロパー融資
- 証書貸付
- 手形貸付
- 手形割引
- 当座貸越
- 社債
- ノンバンク融資
- オンライン融資
- 創業融資
- 制度融資
ノンバンク融資
- ノンバンクとは、預金を受け入れておらず、融資のみ行っている金融機関
- ビジネスローン会社、消費者金融会社、信販会社、リース会社、不動産金融専門会社など
- メリット①:審査が早い
- メリット②:提出書類が少ない(本人確認書類、決算書・税務申告書・登記簿謄本など)
- メリット③:赤字や滞納があっても借りることができる
- デメリット①:金利が高い(~20%)
- デメリット②:融資金額が少ない(~1,000万円ほど)
- デメリット③:銀行融資に悪影響がある
- デメリット④:個人信用情報に問題があると難しい
- デメリット⑤:悪徳業者からの営業が増える
- 銀行における会社のノンバンク利用状況確認→社長個人信用情報、決算書、不動産登記簿(担保欄)
- どうしても苦しいときに、一時利用に留めるのが原則(リスケ中で銀行融資が受けられないときなど)
- すぐに返済できるアテがあるときだけにする
- ノンバンクの利率の方が事業の利益率よりも高い時点で、返済が難しいと考える