自分自身の特徴が、強みとして活きる文脈を探したいところです。
森岡毅著「苦しかったときの話をしようか」（ダイヤモンド社）を参考にして。
目次
特徴を探していく
いかなる人にも、「特徴」が存在しています。
特徴がない人などいないわけですし、本当に特徴がないとしたらそれそのものが特徴になり得ます。
この「特徴」とは、相対的なものである以上、自分のなかに問いかけるのみで見つかるわけではなく、他人と比較してみたり、他人に聞いてみたりして見つかることが多いものです。
特徴が活きる文脈は何かを探す
ところで、「特徴」とは、自分にとってプラスなものかどうか、他人にとってプラスなものかどうかは分かりません。
自分や他人にとってプラスであるかマイナスであるかに関わらず、考えられうるものが「特徴」というものです。
そして、このような「特徴」でもっていざ社会に臨んでいこうと思ったときに、その「特徴」が強みとして発揮できる環境は何か、弱みとして発揮されてしまう環境は何か、を考えてみて、その特徴が強みとして発揮される文脈は何かを考えていきたいところです。
特徴を活かすには、偽らないこと
自身の強みを活かそうと考えるとき、そもそも自分自身を偽って表現してしまうと、他者から誤って認識されてしまい、結果として、自分自身の強みが発揮されない環境に身を置いてしまうということにもなりかねません。
例えば、内定が欲しい・契約が欲しいゆえに、本来の自分からかけ離れた話をしてしまうと、あえなくミスマッチとなってしまいます。
その点、自分自身の強みが活きる文脈を知っておけば、自分にとっても環境にとってもプラスとなる状況を選択していくことができます。
