”つながりを大切にしている”と考える場合、表現方法は考え方次第で、色々ありそうです。
齊藤三希子「パーパス・ブランディング」(宣伝会議)を参考として。
”つながりを大切にしている”
”つながりを大切にしている”ので、直接対面で話すこと・直接提供すること以外には価値はない、、
わけではないと思います。
コロナ禍をきっかけに、zoomであったり、デリバリー・テイクアウトであったりと、これまでとは異なる有力なコミュニケーション手段が出てきていますが、それらでは”つながりを大切にしている”ことが表現できないかというと、そういうわけでもないはずです。
選択肢を狭めない
どのような手段であっても、”つながりを大切にしている”ことを伝えることはできます。
テキストコミュニケーションが増えている場合は、そのための気配り。
zoomでのコミュニケーションが増えている場合は、そのための気配り。
あるいは、デリバリーひとつ取ってみても、”相手がデリバリーで食事すること”を想定し、様々な取組み(メッセージカードをつける、器、盛り付け方)を工夫しているところもあれば、店舗メニューをそのままパックに詰めたのみ、というところもあります。
直接対面でなくとも、”つながりを大切にしている”のであれば、相手へ温かみを伝える方法は手段を問わずに考えられそうです。
表現方法は色々
選択肢が広がった分、それぞれの良さ・良くなさも見えてきています。
メール、チャット、電話、zoom、対面など。
飲食業であれば、店舗のみ限らず、デリバリー、テイクアウト。
逆にいえば、伝えたい内容によって、それに合う最適な手段を選ぶこともできるようになっていますし、形が変わる分、伝わるような工夫の余地もあります。
手段は手段に過ぎないのですし、そのもととなるもの(例えば、”つながりを大切にしている”というミッションなど)が揺らがずにいれば、おのずとそれぞれの手段のなかで、何を添えるべきかの発想を持つこともできそうです。
それが見えてくるようになるには、数をこなして、気づいて、工夫して、の繰り返しなのかな、と感じています。