2021年1月18日、freeeより、スマートフォンで確定申告の電子申告ができるアプリ「電子申告アプリ」がリリースされました。
目次
freee「電子申告アプリ」
freeeの「電子申告アプリ」とは、freeeから2021年1月18日にリリースされたアプリです。
国税庁のe-taxと連携しているので、freeeのアプリ「会計freee」で作成した確定申告データを、「電子申告アプリ」に連携した上で、電子申告アプリ内でマイナンバーカードを読み取り、電子申告(提出)することができます。
freee「電子申告アプリ」を使って、確定申告書をスマホから提出する流れ
前提として、確定申告データを作成する「freee」のほかに、電子申告するための「freee電子申告アプリ」をインストールする必要があります。
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「freee電子申告アプリ」をインストールしておく
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「freee」で確定申告書を作成する①:「確定申告をはじめよう」をタップ
※事業規模が大きい場合は、あらかじめパソコンで収支計算やその他確定申告に関する情報を入力していった方が効率的だと思います。
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「freee」で確定申告書を作成する②:各手順を進めていき、「提出」をタップ
※事業規模が大きい場合は、あらかじめパソコンで収支計算やその他確定申告に関する情報を入力していった方が効率的だと思います。
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「freee」の提出画面で「電子申告アプリを起動する」をタップ
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「freee電子申告アプリ」に遷移するので、freeeアカウントでログイン
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「freee電子申告アプリ」で、freeeで作成した確定申告書データをダウンロードする
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”マイナンバーカードの署名用パスワード”と”利用者識別番号の暗証番号”を入力し、「マイナンバーカードの読み込みへ」をタップ
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マイナンバーカードにスマホをかざして、電子署名する
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送信完了!
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「freee」に戻り、利用者識別番号の暗証番号を入力して、受付結果の確認を行う
この確認は必ず行った方がよいです。
freee電子申告アプリで送信完了画面が出ても、実際にe-tax側で正常に受信しているかどうかは分からないからです(エラーになることも十分にありえます。)。
まとめ
カードリーダーも不要ですし、freeeからすべてデータ連携していくため、転記ミスがなく、freeeアプリで電子申告が完結できる点で非常に楽です。
ただ、事業規模がある程度ある方は、そもそもの収支計算をスマホで完結させることは逆に時間がかかり、また正確性も確認しづらいため、どの場面でどのデバイスを使うのが効率がよいか考えながら使っていくのがよいでしょうね。