事業における「お金」とどのように向き合えばよいのか。
今井孝著「 起業1年目のお金の教科書(かんき出版)」を参考として。
目次
解決策を発信することも仕事
「解決策を提供すること」は重要な仕事です。
目の前にあるお客様の悩みを解決することで、喜んでもらえますし、やりがいも目に見えやすいものです。
さらに「解決策を発信すること」も重要な仕事です。
ただ、こちらは、前者と少し勝手は違います。
”そもそも悩みを他人に言いたくない”・”言葉にすらできていない”・”困っていることを言葉にできない”・”あきらめている”
といった方に対し、解決策を発信することで悩みを顕在化させ、解決に貢献していくというものであり、とても意義深いものです。
そのためには、様々な人から悩みを根気強く聞いて言語化させていくという努力が必要となります。
”そうそう、それに困っていた”と思われるようになるところまでいきたいものです。
自分の満足感をおすそ分けする感覚
”自分のために売ろう”というマインドや姿勢は、他人にはよく見えているもので、かつ、敬遠されてしまいます。
一方で、”自分自身が、その商品によって満足しているということを他人にもおすそ分けする感覚”を持つことができれば、他人からも興味を持ってもらうことができると思われます。
「欲しい」と「買う」の間のギャップを埋める
「欲しい」と「買う」の間には、大きなギャップがあります。
実際に買ってもらうにはそのギャップを埋める必要があります。
そのためにはどのような情報を提供すればよいかを考えてみたいところです。
「お金」と「情熱」が揃わなければ他者は動かない
他者を動かそうと思うとき、「お金」だけでは動きません。
人は、「お金」だけでは動いておらず、「情熱」や「やりがい」も必要としています。
「情熱」を乗せた「お金」によってはじめて他者は動くもの、と理解しておきたいところです。