お客様が感じる”買いにくさ”を取り除くことで、より購買へと結びつけていくことが可能になります。
佐藤義典著「マーケティング戦略 実行チェック99」(日本能率協会マネジメントセンター)を参考にして。
目次
知ってもらってから愛用してもらうまでの流れ
自社商品を”知ってもらってから愛用してもらうまでの流れ”としては、お客様の考える順番に沿い、以下のようなハードルを乗り越えていく必要があります。
購入時の”不便さ”を減らす(⑤購買)
- 探す手間を減らす
→分かりやすい置き場所にする - 買い方が分からないストレスを減らす
→注文方法・支払方法・受取方法などを明示する - 決済時の面倒さを減らす
→申込み時の書類、より使いやすい決済システム - 在庫確認の手間を減らす
→在庫確認が簡単にできる
選びやすくする(⑤購買)
消費者は、買いたいタイミングで買えない場合、後回しとなり、やがては忘れてしまいがちにもなるため、買いたいタイミングで決めてもらいやすくする工夫が必要になります。
- 買いたい物を見つけやすくする
→型番・部品など - 選び方を提示する
→このような場合にはこれ、など
支払いやすくする(⑤購買)
決済手段が多様であれば、利便性の向上に繋がる。現金決済に加え、以下のような決済手段を取り入れられないかどうか。
- クレジットカードなど
- チャージ(プリペイドカード)
- 分割払い
- 後払い
ターゲットと販路を整合させる(⑤購買)
ターゲットとなるお客様の普段の行動パターンと異なる場所に商品があっても、選ばれにくくなるのは当然といえます。
(例:ネット販売に積極的なターゲット層なのに、ネット販売にしていないなど。)
ターゲットとなるお客様の普段の行動パターンをよく知り、その行動範囲内に商品があるようにしたいところです。