内部管理と外部活動

経営者は、常に変化を求めるお客様と、これまでどおりでいたい社員との間にはさまっています。

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お客様の傾向、従業員の傾向

お客様は、常に変化を求めています。

同じ商品を出し続けてもどこかで飽きが来て、変化が求められます。マーケットのニーズは変化し続けます。

一方で、社員は、できればこれまで行ってきていることがずっと続いてくれればいいと思っているものです。

チャレンジするのはきついですし、変化がなければ社内の序列も守られるからです。

経営者は、この相反するお客様の傾向(外部活動)と社員の傾向(内部管理)とのはざまに立っているともいえます。

現場から離れると内部管理に目が行きがち

経営者は、創業の頃こそ現場の先頭に立っており、経営環境の変化・ニーズの変化を肌で感じますが、少し規模が大きくなってくると現場を社員に任せ、外部の経営環境の変化やニーズの変化を肌で感じることができなくなっていってしまいます。

逆に、内部に引く分、内部管理にばかり目がいきがちになってしまうものです。

あくまで外部活動を主に置く

経営者が内部管理にばかり終始しても、結果、変化を好まない社員の傾向を変えることはできず、事業が改善するということはありません。

人間、自分が変わらずに他人を変えるということはできないためです。

ゆえに、経営者は、意識して外部の経営環境やニーズの変化に目を向け、その変化への対応を考える必要があります。

また、その変化への対応に対して、社員がついて来てくれるようなふるまいをする必要があると考えられます。

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