自分が信じていないものでは他人に信じさせることはできない気がしています。
森岡毅著「苦しかったときの話をしようか」(ダイヤモンド社)を参考にして。
目次
自分のなかでの”断絶”感
人にとってストレスを感じることのひとつとして、「自分が信じていないものを、他人に信じさせなければならないこと」だと感じます。
自分のなかで納得のいかない物を他人に薦めること自体、不自然なもので、少なくとも身近な人間関係ではあり得ないことではあります。
その不自然さは、自分のなかでの葛藤となり、やがては自分のなかに断絶した感覚を覚えることもあります。
まずは自分が納得すること
そういう意味では、他人に薦めるのであれば、”まずは自分が納得すること”が重要だといえます。
自分で実際にできることなのであれば、可能な限り自分で実際にやってみて、その感覚を確かめたほうがよいと感じていますし、そこで納得できると、自然とそれが自信となり、他人に確信を持って話せるようになります。
信念と行動が一致していること
上記のようなことは、仕事をしているとわりかしあることだともいえます。
特に自分自身の裁量が小さければ小さいほど、他人の意向に従わざるを得ない場面も多く、上記のような状況に陥ることとも比例する傾向があります。
逆に、自分が信じていることに対してであれば、困難があったとしても、それをストレスとも思わずにパワフルに進むことができるものです。
そのような状況に身を置くためには、ひとつひとつの経験から学び、力をつけることだと感じています。