「ミッション」を追求する意味

事業には「ミッション」(使命)があるとよいと言われますが、なぜ必要なのか。

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「ミッション」に意味があるのか

自分で事業をする前は、経営理念やミッションなどといったものに意味を感じることができていませんでした。

なんとなく標語のような感じがして、どこまで経営に機能するのだろう、と懐疑的だったのだと思います。

ミッションはその法人独自の発想

ミッションは、使命」「目的」「存在意義」「役割などと訳すことができます。

「なぜ私の会社は、この世の中に存在しなければならないのか?」(Why)を明確にしたものです。

経営者またはその法人のメンバーで紡ぎ出すその法人の独自性の言語化です。

それぞれの人間がそれぞれ唯一無二の個性を持つように、それぞれの法人にも個性があるのだということを明言したものです。

ミッションは差別化の源となる重要なもの

この”個性”こそは差別化の要因であり、他社との競争力の源になります。

なぜなら、個性は唯一無二のものであり、価格などの競争に巻き込まれる可能性が低いからです。

お客様にとって、「○○なら〇〇」と選んでくれる要因にもなりえます。

このことを言語化しておくことにより、答えのない経営判断の積み重ねに一貫性が生まれ、自身がこうありたいと思う経営判断の「軸」となり、判断の一貫性から、少しずつ信頼を積み重ねていくことができます。

「なぜ私の会社は、この世の中に存在しなければならないのか?」

五島の堂崎教会(過日撮影)

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この記事を書いた人

長崎で活動する
税理士、キャッシュフローコーチ

酒井寛志税理士事務所/税理士
㈱アンジェラス通り会計事務所/代表取締役

Gemini・ChatGPT・Claudeなど
×GoogleWorkspace×クラウド会計ソフトfreeeの活用法を研究する一方、
税務・資金繰り・マーケティングから
ガジェット・おすすめイベントまで、
税理士の視点で幅広く情報発信中

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