長崎市から、「長崎市まちなか商店街誘客事業費補助金」という補助金が出ています。
長崎市のなかでも市街地にある小規模の小売店・飲食店が受けられる補助金で、テイクアウト型店舗改修、商品パッケージデザイン改良、多言語表記対応などの経費を補助するものです。
GoToキャンペーンに対応した補助金だと思います。
目次
「長崎市まちなか商店街誘客事業費補助金」の概要
長崎市のホームページに10/2付でアップされている補助金です。
対象者
以下のすべてに該当する事業者
対象者要件
- 長崎市中心市街地活性化基本計画区域or平和町・松山町の区域に店舗又は事業所を有している
- 小売業・飲食サービス業を営んでいて、常時使用する従業員数が5人以下(市内に本社を有する場合のみ)
- 1事業年度以上にわたり継続して事業を行っている方or「創業サポート長崎」の支援を受けている方
補助経費
経費全体(補助金受給前)で、最低10万円、補助上限経費として25万円
※複数の事業者が連携した取組みについては、上限が上がり、40万円~100万円までとされています(連携数による。)。
- 専門家謝金
- 専門家旅費
- 旅費
- 研修受講料
- 資料購入費
- 開発費
- 広報宣伝費
- 機械器具借料
- 設備等取得費
- 店舗改装費
- 雑役務費
- 業務委託費
補助率
5分の4以内
経費全体の上限80%が補助されます。
受付期間
令和2年10月5日(月)~令和3年2月26日(金)
※予算額に到達次第、締切り
申込みのポイント
長崎商工会議所が作成する「事業支援計画書」の添付が必要とされています。
具体的な業種、対象区域、対象経費
具体的な業種
公募要領に詳しい業種の説明があります。
小売業、飲食店業はすべて網羅されています。
持ち帰りや配達などの飲食サービス業も含まれています。
具体的な対象区域
「長崎市中心市街地活性化基本計画区域」とは、具体的に、以下の区域です。
境界線にある場合や、「平和町・松山町」の区域については、公募要領に詳しい記載はありませんので、該当するかどうかの照会については、長崎市商工振興課に問い合わせることになります。
具体的な対象経費
趣旨としては、「外国人観光客等、市域外から訪れる方の消費拡大を図る取組み」とされています。
具体的に挙げられているのは、以下のような経費です。
- 多言語表記による店内・店外表示
- コミュニケーションツールや免税店支援ツールの導入
- 銀聯等クレジットカード決済端末機器の導入
- 従業員に対する語学研修
- 景観に配慮したファサード(店舗外観)改修
- テイクアウト型店舗改修
- 新商品の開発
- 商品パッケージデザインの改良
- その他域外需要の取り込みに効果の高い事業
留意点
- 補助金決定通知を受けた後、対象事業に着手する
- 事業内容を変更する場合、事前の(事業変更書)承認を受ける
- 事業終了後、期日までに実績報告書を提出する
- 実績報告書の確認次第では、対象外となる経費・証明書類の不備がある場合には除外される場合がある
- 事業で取得した資産は、一定期間、処分することができない
- 補助事業関係書類は、5年間保存する必要がある
申込方法
STEP
長崎商工会議所より連絡が入り、支援を受けながら申請書類の作成を進める。
STEP
長崎商工会議所から、「事業支援計画書」の交付を受ける
STEP
長崎市商工振興課へ、申請書類一式を提出する
STEP
長崎市より、交付決定通知
STEP
取組みの実施
STEP
実績報告書等を作成し、長崎市商工振興課へ提出
STEP
長崎市より、交付額確定通知
STEP
長崎市へ、補助金請求書を提出
STEP
長崎市より、補助金振込み