何点、いつまでにしたい、など何気なく数値化するだけでも、随分とイメージを明確にしていくことができます。
和仁達也「プロの思考整理術」(かんき出版)を参考にしつつ、キャッシュフローコーチとして考えたこと。
目次
何に「着眼点」を持つか
相手のお役に立てるような・相手が盲点に気づけるような「着眼点」には、どのようなものがあるでしょうか。
和仁達也「プロの思考整理術」(かんき出版)を参考として、まとめてみました。
- 価値の見える化
- 極端に振り切ってみる
- 遠くから抽象的に見る、近くから具体的に見る
- 数値化
- マーケティングのトゲ
- 投資回収の視点
- 情報量の不一致という視点
着眼点④「数値化」
数値化することで、モヤモヤが晴れて、整理されることがあります。
- 今の状態は、100点満点でいえば何点ですか?
- 100点満点とは、どのような状態をイメージされていますか?
- 今の点数から満点まで、どのような部分が足りていませんか?
このような問いかけを行うだけで、随分とモヤモヤが解消され、物事がはっきりしてくるものです。
大きすぎるなら、区切る
理想が大きすぎて、具体的に進んでいくイメージが見えなくなってしまうのであれば、以下のような方法も考えられます。
- フェーズを区切る
- 期間を区切る(10年後のうちの、1年後をイメージする)
数字でイメージした方が、スムーズになることがある
人間、知らず知らずのうちに、点数での表現に馴染みがあり、何点?と問われると、自然と、漠然とであれ、数値化できてしまう不思議があります。
最初に点数づけできてしまえば、そこには当然、満点の状態というものがあり、また、足りない点数部分も出てきます。
そこを掘り下げていくと、道筋・到達度合いなどがおのずと明確になってきます。