「運命」も歌い上げ方次第

同じ音楽でも、指揮者の解釈・感じ方・指揮能力、オーケストラの技術力によってまったく異なるものになります。

河合隼雄「こころの処方箋」(新潮社)を読んで学んだこと。

目次

渡された楽譜は同じでも、、

ベートーヴェンの「運命」という曲がありますが、それは一例として、音楽の曲ひとつ取っても、表現者や指揮者の解釈・感じ方・表現能力・指揮能力、バンドやオーケストラの技術力によって、価値は大きく異なるものになります。

楽譜が同じだとしても、音楽やその楽譜への向き合い方、捉え方、努力の仕方によって、奏でられてくる音楽の表現・質・価値は大きく異なるものになります。

「運命」も受け止め方で変わる

例えば、幼少期が同じような環境で育っても、その後に出会った人・物、その出会った人・物との関わり・受け止め・向き合い方によって、自分自身の”運命”も大きく変わるものです。

裕福で恵まれた環境で育っても、その環境をその後の自分の人生として活かすことができるかどうかはその人次第です。

裕福でなく恵まれない環境で育ったとしても、その後の出会いのなかから学びを重ねて、よい人生を送ることができるかどうかもその人次第です。

たとえ人生の”楽譜”が決まっていても、その受け止め方によって、人生は大きく異なるものになります。

失敗したとしても、そこから真剣に向き合うことで、これまた予期せぬ面白く素晴らしい結果を引き出すこともできます。

すべては受け止め方次第。

環境に嘆いたり、周りを変えようと躍起になるよりも、その受け止め方・歌い上げ方を考える方が有益かもしれません。

周りは変えられないが、自分は自由に変えられる

環境は選べない要素も多いものですし、変えようと思っても変えられないことも多いものです。

しかしながら、自分自身はいかようにも変えることができます。

受け止め方・向き合い方次第で、その人にとっての糧にもなり、毒にもなりえそうです。

如己堂(長崎市)
原爆症の研究に尽力された永井隆博士が晩年過ごされた庵です

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