データ収集→分析→アクション、はワンセットではじめて効果をもたらします。
小山昇著「社長!儲けたいなら数字はココを見なくっちゃ!」(すばる舎)を参考にして。
行動によってのみ変わる
自身を取り巻く環境は、「行動」によってのみ変わるものです。
考えているだけでは何も変わりません。
考えて、それを具体的に行動に移して繰り返していくことによって、変化が生じてきます。
そこには、ネガティブな変化(失敗)もあるでしょうがポジティブな変化(成功)もあるもので、ポジティブな変化を希望するのであれば、やはりどうあれ行動によってのみそれが可能ということになると思います。
データを色々な角度で見てみる
売上についても、色々な角度で見てみることによって、様々な気づき(=分析)が生まれます。
小山昇著「社長!儲けたいなら数字はココを見なくっちゃ!」(すばる舎)で挙げられていた例をもとに書き出してみると、例えば、「商品別」に見てみると、自分では思ってもみなかったものが売れているかもしれません。
売れていると思っていたものが、実は解約率が多く、トータルで見ると売上高はそこまで行かなかった、ということもあるかもしれません。
ある商品を購入している方は、実は別の特定の商品をあわせて購入している傾向が見つかるかもしれません。それは商品に傾向があるかもしれませんし、地区に傾向があるかもしれません。
解約率の高いものには一定の傾向があるかもしれませんし、低いものにも一定の傾向があるかもしれません。
アクションまで繋げなければ意味がない
様々なデータを、色々な切り口で見てみることで、様々な気づきを得ることができますし、それそのものがデータ分析といえるものです。
さらにそこから、次のアクション(=行動)の変化に繋げていくことによって、次なる変化を起こすことができます。
逆に、アクションに繋がらないデータ・分析には意味がなく、時間の無駄であるともいえます。
データ→分析→アクションまででワンセット、と考えたいところです。