商品を”どこで”売るか、も考えてみる必要があります。
佐藤義典「ドリルを売るには穴を売れ」(青春出版社)を参考として。
目次
”価値”を届けるための具体的な施策4つ
届けたいお客様のイメージができ、そのお客様に対して、どのような価値(「便利さ」・「質の高さ」・「密着さ」)を届けたいか、それに伴って、自社の経営資源をどこに集中投下すればよいか、がわかってくると、次は、具体的に、どのようにして届ければよいか、を検討することになります。
- 「商品」:顧客へ価値をもたらすための道具・手段
- 「広告」:商品の価値をお客様に伝える
- 「流通」:商品をお客様に届ける経路
- 「価格」:商品の値付け
3)”価値”を届ける経路・チャネル
「広告」は自社の商品の価値を伝えるものでしたが、「経路・チャネル」は、価値を実現するその商品をどのような経路で届けることが適切か、を考えるものです。
- 店舗で売る
- 営業担当が訪問する
- 代理店に売ってもらう
- ネット・通信販売
- 自動販売機
それぞれ色々な手段があり、それぞれの業種でスタンダードとなる手段は、ある程度決まってきているように思います。
自社が届けたいお客様に届くようにするには
業種のスタンダードにとらわれずに、自社の商品を届けたいお客様に届くようにするには、という観点で検討してみたいところです。
自社の商品を届けたいお客様は、どのような手段で探しているか?
自社の商品を届けたいお客様にとって、利便性の高い手段はどれか?
自社の商品の価値を最大限発揮するには、どのような手段が適切か?
検討し、見直してみることで、思わぬ打開策が見つかることもあります。