夜、寝る前の習慣として、読書するようにしています。
きっかけは「眠れるから」
そもそものきっかけは、眠れるから、というものでした。
元々、大学時代に税理士試験勉強をしていた頃、短時間で単価の高いアルバイトとして、深夜勤での郵便局の内務アルバイトをしていました。
とある日は夜働き、とある日は夜眠る。
そんな不規則な生活で、その後、そのアルバイトを辞めた後にもどうにも夜に眠れない睡眠障害のような感じになってしまいました。
睡眠導入剤を使わざるをえない時期もあったのですが、ある時期からは、薬に頼らないようにしよう、と決めました。
眠る前にカモミールティーを飲んでみたり(これは結局夜中トイレでよく起きるようになり逆効果)、あれこれ試してみたのですが、自分に一番合う方法は、「読書すること」でした。
あれこれ余計な心配事などを考えずに、文字を追ってその内容のことだけを考えると、うまくリラックスして眠れるようになることに気づいたのです。
床に就いて、読書して眠くなって眠るまで30分程度です。
知りたいことが分かって楽しい
学生時代は時間もあり、よく本を読んでいましたが、社会人になってからは、改めて読書する時間を取る機会が少なくなっており、本を読むことが減っていた気がします。
しかし、このように読書を一日のなかのルーティンに組み込んでしまうと、毎日少しずつでも様々な知識を身につけることができるメリットを大きく感じています。
といっても、リラックスして眠る前なので、あまり業務に関連した本だとリラックスできず、小説だと興奮して夜通し読んでしまうので、自分がリラックスできるジャンルを選ぶようにしています。
そして僕の場合は、歴史が大好きなので、歴史の本が多いです。あとは、河合隼雄さんの本も読みやすく内容が深いので好きです。
読書が習慣になって一番感じることは、「知りたいことが分かるようになって楽しい」ということです。
もともと歴史好きなので、これまで自分が知らなかった史料や角度で取り上げられた本を読むことで、何よりそれまでの自分のものの見方が変わることを楽しんでいます。
視野が広がる
また、読書をすることで、最もよいと感じることは、「視野が広がる」ということです。
同じものでも、本を読むことで、様々な見方をすることができますし、そのアプローチが身につきます。
少しずつでも毎日読書週間を積み重ねることで、より幅広いものの見方を身につけることができていると感じています。