自社の経営状態を知るには、まずは売上の動向・傾向を知ることが第一歩といえます。
水野剛志著「飲食店経営で成功するための「お金」のことがわかる本」(日本実業出版社)を参考として。
目次
経営状態を知るには
自社の経営状態を知る第一歩は、売上の動向・傾向・特徴を知ることにあるといえます。
感性も大事ですが、それのみならず、数字という客観的なもので知ることで、”思い込み”や”盲点”を極力排除することができ、気づきを得ることができます。
売上高は、月ごと・1日ごとなどの区切りで見ることが一般的ですが、より自社にとって有用なカテゴリーに分解して集計することで、より効果的な経営判断につなげていくことができます。
売上をどのように集計するか
例えば、飲食店の場合で、以下のような要素を集計していくことが考えられます。
- 年月日
- 曜日
- 天気
- 営業日数
- 売上→ランチ・ディナー別
- 売上→現金・キャッシュレス・金券の別
- 客数→ランチ・ディナー別
- 単価→ランチ・ディナー別
- 平均日商
- 平均月商
- 日ごと、月ごと
- 前年同月との比較