販促政策を考える(飲食業)

どうすれば売上が増加するか。色々なパターンが考えられ、状況に応じた施策が肝要になってきます。

水野剛志著「飲食店経営で成功するための「お金」のことがわかる本」(日本実業出版社)を参考として。

目次

売上を増やすには

売上を増やすには、と考えてすぐに増やせればいいのですが、そう簡単なことでもありません。

簡単ではないからといって何もしない・これまでと同じことを繰り返す、では、それこそ何も変わりません。

”売上を増やす”は、そもそも抽象的すぎるのです。

抽象的なものは、具体的な要素へと分解して、自社に足りないもの・できるものを考えていく必要があります。

「売上」は、どの業種も、以下によって構成されています。

要素ごとに、今の自社に何が足りないのかを考え、何が必要なのか、何ができるのか、を考えていく必要があります。

客単価の向上(飲食業の場合)

  1. 注文品目の増加(サイドメニューの販売促進)
  2. 注文品目の増加(デザートメニューの販売促進)
  3. セットメニューの増加・販売促進
  4. 高額商品の増加・告知・販売促進

客数の増加(飲食業の場合)

新規のお客様を増やすには

  1. 目に留まりやすくする(看板、チラシ、広告、SNSなど)
  2. プロモーション活動を考える
  3. 地域内認知率の向上(地域のお客様により知ってもらう)
  4. 盛況感をアピールし、より関心を持ってもらう
  5. 紹介キャンペーンを実施する
  6. テイクアウトを促進する
  7. キャンペーンを実施する

リピーターを増やすには

  1. 看板商品を告知する
  2. お勧めメニューを告知する
  3. お客様の利用動機を知る・把握する
  4. 顧客認識(記憶、対応)に優れたスタッフの配置
  5. 事前予知(気配り)に優れたスタッフの配置
  6. 商品説明力の向上
  7. 接客能力の向上
  8. 特別感を感じてもらう

来店頻度を向上させるには

  1. お誕生日DM
  2. 記念日DM
  3. チラシ・割引券の配布・ポスティング
  4. メールの配信
  5. 法人営業
  6. ポイント・スタンプカードの配布
  7. 特別感を感じてもらう
  8. テイクアウトの促進

時間帯別客数を改善するには

  1. 早割(開店直後時間帯の強化)
  2. 遅割(閉店間際時間帯の強化)
  3. アイドリングタイムの販売促進

曜日別客数を改善するには

  1. キャンペーンの告知

団体客を増加させるには

  1. 幹事向けの販売促進を行う

回転率を向上させるには

  1. シンプルなオペレーションでのメニューの販売促進

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