事業の先を見通すには、どのような視点を持てばよいか。
森岡毅著「苦しかったときの話をしようか」(ダイヤモンド社)を参考にして。
目次
事業の先を見通すには
事業の先のことは未来のことでもありますし、知ることはできませんが、”どのように見通すべきか”ということに関しては、努力の余地がありそうです。
どのような「情報」を知り、それらの情報をどのように「分析」するか。
森岡毅著「苦しかったときの話をしようか」(ダイヤモンド社)においては、”どのように見通すべきか”ということに関して、森岡さんが有用な視点を提供してくれています。
「需要」の変動
「需要」の変動がどのように推移しそうか、見てみるとよさそうです。
「より便利でより快適なものを求める方向性」を軸に、以下などの要素を加味して考えたいところです。
- 人口の変動
- 代替技術の出現可能性
「構造」の変動
「構造」の変動がどのように推移しそうか、見てみるとよさそうです。
「競争力の源泉」を軸に、以下などの要素を加味して考えたいところです。
- 特許権・商標権・著作権など
- ブランド
- 圧倒的な規模
- 参入障壁①(巨額な資金力や必要設備投資)
- 参入障壁②(法律による規制)
- 参入障壁③(特定の人脈)
- 参入障壁④(原材料の寡占)
- 参入障壁⑤(流通の支配力)