会話の沈黙が苦にならない工夫をするには

重要な話であればあるほど、会話には沈黙が生まれます。沈黙との上手な付き合い方。

和仁達也著「コンサルタントの対話術」(かんき出版)を読んで学んだこと、キャッシュフローコーチとして感じたこと。

目次

”沈黙”の意味

重要な会話をしていけばしていくほど、自然と会話の途中に”沈黙”が増えるようになります。

この”沈黙”、話し手側は、気になってなんだかそわそわしたり気まずく感じたりしてきます。

聞き手側に立ったときに感じることとして、気まずく感じたり、即答できずに申し訳ない気持ちになったりします。

沈黙

重要な会話のなかでの「沈黙」は、実際には「じっくり考えている」ことが多いものです。

重要な質問に、じっくりと自分のことを掘り下げて考えているため、沈黙になっている場合が多いものです。

話し手側としてやってしまいがちなこと

話をしている側になると、沈黙は考えている時間だろうと思っていても、すぐに答えが返って来ず沈黙が続くと、別のことが頭をよぎってしまいます。

”相手は質問の意図が分からなかったのではないだろうか”

”相手が理解していないのではないだろうか”


このようなことが頭がよぎると、思わず、まずはその沈黙を埋めるために、次々と言葉を継ぎ足してしまいがちです。

そうすると、相手は情報量が多くなりすぎて逆に混乱してしまう場合があるため、留意が必要といえそうです。

沈黙を恐れない

意図が伝わっていないかもしれない、と感じるのであれば、意図は伝わりましたでしょうか?、と率直に聞くのが一番の近道だと思われます。

邪推してしまって、次々に情報量を増やすよりもよさそうです。

沈黙は、相手が重要な質問に対してじっくりと考えている場合が多いので、何よりも、”沈黙が怖いものではなくなる・苦でなくなる”ようにする工夫が一番といえます。

休符も音楽

大学時代に吹奏楽をやっていたとき、先輩に「休符も音楽」と言われたことがあります。

音楽でも、”音のない時間”があります。

音がないから音楽ではない、ということでもありません。

音のない間の人の心の状態や余韻を十分に考えて、あえて”音のない時間(=休符)”が設けられているのです。

コミュニケーションにおいても、言葉を交わすことだけがコミュニケーションではありません。

言葉を交わさずとも伝わる・感じる部分もよくあります。

沈黙が苦にならないようにするための工夫

とはいえ、沈黙が話し手にとっても聞き手にとっても何らかそわそわするものであれば、自然な形で、沈黙が苦にならないような工夫ができると、そわそわは軽減され、沈黙も怖くなくなります。

また、聞き手側も、じっくり考えているけれどそれによって相手に迷惑をかけているのではないか、という気持ちに対してもフォローすることができます。

沈黙を正当化できるさりげない理由を考える

「これまでのことや今日のお仕事のことなどをメモにまとめようと思うので、5分ほどゆっくり考えてみてください」

話し手側にもちょっとした書きものがあることなど伝えれば、沈黙も正当化されますし、相手にも気を遣わせることがなくなります。

さりげなく少し席を立つ

「重要な質問ですのでじっくり考えてください。少しお手洗いに行ってきます。」

聞き手にも気を遣わせることなく、少しの間、1人になって気兼ねなくじっくり考えてもらえる時間をさりげなく作ることが可能です。

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