広告の文章表現いろいろ③

広告へ載せる文章表現には様々あります。

大橋一慶著「セールスコピー大全」(ぱる出版)を参考として。

目次

誰に何を言うかによって表現が変わる

「誰に何を言うか」によって、表現は変わってきます。

もともと強い関心を寄せている人にはしっかりと届く文章でも、まったく関心のない人にとってはまったく響かない(むしろ引いてしまう)文章であったりもします。

そのため、まずは、「誰に」買って欲しいと思っているのかを見極める必要があります。

”買ってくれそうな層”を見極める

相手視点に立ったうえで、”買ってくれそうな層”を見極めてみたいところです。

大橋一慶著「セールスコピー大全」(ぱる出版)では、まずは3種類に分けて考えるべきと整理されています。

  1. その分野の商品に強い関心を持ち、強く欲しいと思っている層(購入意欲の強い客)
  2. その分野の商品を少し知っているけれど、まだ欲しいとは思っていない層(検討客)
  3. ベネフィットには興味があるけれど、その商品によって満たされることを知らない層(購入意欲の低い客)

「購入意欲の低い客」に向けての表現いろいろ

上記のうち、「購入意欲の低い客」に向けて発信する場合、商品そのものを売り込もうとすると引かれてしまうため、そのお客様にとってどういいのか・どのようにお困りごとを解決できるのか、ということを伝える文章の方がよさそうです。

  1. 商品名を言わず、効用のみを書く
    (効用に興味を持った人のみ商品名を知ることができるようにする)
  2. ~するのは今日で終わりにしませんか?
  3. ターゲットを限定する(~のあなたへ)
    (読み手の感情・状況を具体的に描写)
  4. ~しなくても~できる
  5. 効用をストーリーで語る
    (①V字回復ストーリー、②共感できるストーリー、③続きが気になるストーリー)
  6. 見返すことができるとアピール(~が笑った。でも~すると~)
  7. ~でした。~するまでは。
  8. ストーリーの型を活用する
    (①~でも~できた、②どのようにして~が~できたのか?、③~が~した方法、④なぜ、~が~なのか?、⑤まさか、~が~するなんて)
  9. ~で、こんな間違いしていませんか?
  10. ~した結果…

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