WordPressのプラグイン、英語だらけで何が何だかわからない─そこにブラウザAIを呼んだら一気に解読できた

WordPressのプラグインの管理画面を開いてみると、名前の下に英語の説明文がずらりと並んでいる。
「これ、何をしているプラグインだっけ?」と思いながらも、サイトが動いているのでとりあえず放置している。気づけば10個、15個とプラグインが積み重なっていて、どれを消していいのかもわからない。
そういう状態、ブラウザAIが一緒に画面を見ながら解決してくれるようになっています。

目次

WordPressのプラグイン管理、英語の壁という現実

増えていくプラグイン、読めない説明文

WordPressでサイトを運営していると、機能を追加したいたびにプラグインをインストールする機会が増えていきます。

SEO対策、バックアップ、フォームの設置、スパム対策、画像の最適化、セキュリティ強化……と積み重ねていくうちに、プラグインの数が10個、20個を超えていることは珍しくありません。

問題は、それらプラグインの説明文の多くが英語で書かれているという点です。

管理画面の「プラグイン」一覧を開くと、プラグイン名の下に1〜2行の英語の説明が並んでいます。

英語が得意でない場合は、何が書かれているかよくわからないまま「なんとなく必要そうだから入れた」という状態が続いてしまいます。

「役割かぶり」に気づけない理由

プラグインが増えてくると、じつは同じような機能を持つプラグインが複数入っていることがあります。

たとえば、画像を最適化するプラグインが2種類入っていたり、キャッシュをコントロールするプラグインが重複していたりするケースです。

役割が重なるプラグインが同時に動くと、サイトの表示が遅くなったり、動作が不安定になったりすることもあります。

しかし、英語の説明文が読み取れない状態では「これとこれは同じ役割をしているかもしれない」という判断がそもそも難しいのです。

Google翻訳やDeepLでひとつひとつ翻訳する方法もありますが、それには手間がかかります。

また、翻訳した文章を読んでも、技術的な背景知識がないと「具体的に何をしているのか」がピンとこないこともあります。

「相性が悪いプラグインの組み合わせがあるらしい」と聞いても、そもそも何が相性を決めるのかがわからなければ、判断のしようがありません。

ブラウザAIに「画面を一緒に見てもらう」

今見ている画面を、AIがそのまま認識してくれる

そこで登場したのが、ブラウザに直接組み込まれたAIです。

ChromeブラウザでAIを使える環境が急速に整ってきました。

代表的なものが「Gemini in Chrome」と「Claude in Chrome」の2つです。

Gemini in Chromeは、Chromeのツールバー右上に表示されるアイコンをクリックすることで起動します。

2026年4月から日本でも順次提供が始まっており、Googleアカウントでログインしたデスクトップ版Chromeから利用できます。

Claude in Chromeは、AnthropicのAI「Claude」をブラウザで使えるようにした拡張機能で、有料プランの利用者が使えるベータ機能です。

どちらも共通しているのは、「今ブラウザで開いている画面の内容を、AIがそのまま認識した状態で会話できる」という点です。

別タブを開いて内容をコピー&ペーストする必要がなく、画面を見ながらそのまま質問できます。

実際にプラグイン管理画面で使ってみた

WordPressのプラグイン管理画面を開いたまま、ブラウザAIのサイドパネルに質問を入力してみます。

「このページに表示されているプラグインの中で、役割が重なっているものはありますか?」

たったこれだけの問いかけで、AIは画面上に表示されているプラグインの情報を読み取り、それぞれの役割を日本語で説明しながら、重複している可能性のあるプラグインを指摘してくれます。

英語で書かれた説明文も、AIが自動的に読み解いて日本語で伝えてくれるため、翻訳の手間はありません。

さらに「このプラグインはどんな場面で必要ですか?」「このプラグインを無効化すると、どんな影響がありますか?」といった踏み込んだ質問にも答えてくれます。

プラグイン同士の相性についても、「この2つは同じ機能を持っているので、どちらか1つで十分です」といった形で整理してくれます。

「画面を一緒に見ながら相談できる専門家」が横にいるような感覚です。

「わからない」を放置しないための小さな一歩

英語の壁を越えると、見えてくるものがある

ブラウザAIを使ってプラグインの内容を整理してみると、さまざまな発見があります。

「なんとなく入れていたプラグインが、じつは別のプラグインと完全に役割が重なっていた」

「長年放置していたプラグインが、もうサポートが終了していた」

「消してもよいと思っていたプラグインが、サイトの重要な機能を担っていた」

こうした発見は、英語の説明文を読み解く語学力があるかどうかよりも、「質問できる環境があるかどうか」に左右される部分が大きいといえます。

ブラウザAIは、その「質問できる環境」をブラウザの中に作ってくれるものです。

「わかった状態」で判断することの意味

自社のホームページやブログを外注している場合でも、WordPressの管理画面に自分でログインすることがある方は少なくないはずです。

プラグインの更新通知が来たとき、エラーメッセージが表示されたとき、新しい機能を追加したいとき。

そういった場面でブラウザAIを呼び出せば、「わからないからすぐ業者に連絡する」という前に、自分でひとつ状況を確認するステップを挟めるようになります。

「わかった状態で判断する」ことは、経営のあらゆる場面で重要です。

財務の数字も、契約書の内容も、ホームページのツールも、「なんとなくそうなっているから」という状態より、「何が入っていて、何をしているかを把握している」状態の方が、問題が起きたときに落ち着いて対処できます。

ブラウザAIは、そのための小さな、しかし確実な一歩を後押ししてくれるツールです。

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この記事を書いた人

長崎で活動する
税理士、キャッシュフローコーチ

酒井寛志税理士事務所/税理士
㈱アンジェラス通り会計事務所/代表取締役

Gemini・ChatGPT・Claudeなど
×GoogleWorkspace×クラウド会計ソフトfreeeの活用法を研究する一方、
税務・資金繰り・マーケティングから
ガジェット・おすすめイベントまで、
税理士の視点で幅広く情報発信中

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