融資の際は、担保を求められることもありますし、担保についても知っておきたいところです。
川北英貴著「銀行からの融資完全マニュアル」(すばる舎)を参考として。
目次
融資になぜ担保が求められるか
銀行が融資するにあたっては、担保を求めることがあります。
銀行としては、担保を取っておくことができれば、万が一借り手が返済できなくなった場合に、その担保不動産を差し押さえて売却することができます。
売却することができれば、回収できなかった金額を軽減することができます。
不動産以外の担保いろいろ
担保というと、不動産をイメージしがちですが、定期預金や有価証券などもあります。
最近では、在庫、売掛金、機械などを担保とした融資商品も出てきています。
- 不動産
土地→実勢価格(相続税評価額、公示地価、基準地価ベース)×掛け目約70%
建物→再調達価格×掛け目約50% - 預金
定期預金、定期積金が中心
経営者個人名義の預金でも可能な場合あり - 有価証券
上場株、社債、国債など
※上場株式×掛け目約50%
※国債等×掛け目約95%