融資審査で不利になる事項④

融資審査で不利になる事項を知っておきたいところです。

川北英貴著「銀行からの融資完全マニュアル」(すばる舎)を参考として。

目次

融資審査で不利になる事項

銀行の融資審査で不利になる事項として、川北英貴著「銀行からの融資完全マニュアル」(すばる舎)では以下の事項が挙げられています。

  1. 一般的でない法人形態(株式会社・合同会社以外)
  2. 反社会勢力
  3. 税金・社会保険料の滞納
  4. 既存融資の滞納
  5. 差押えがかかっている
  6. 債権譲渡登記されている
  7. 個人信用情報・破産歴

⑦個人信用情報・破産歴

個人信用情報機関

個人の信用情報(延滞歴、破産歴など)は、以下のようなシステムに登録されています。

  1. 全国銀行個人信用情報センター
  2. CIC
  3. 日本信用情報機構(JICC)

破産歴は何年記録が残るか

破産歴は、上記のシステムに何年残るのか。

  1. 全国銀行個人信用情報センター →「10年」
  2. CIC →「5年」
  3. 日本信用情報機構(JICC) →「5年」

金融機関は何を見るか

  • 日本政策金融公庫:「CIC」を必ず見るといわれています。
  • 信用保証協会:一部の協会では、個人の信用情報全般を見るといわれています。
  • プロパー融資:個人の信用情報全般を見ることは少ないといわれています。
  • ノンバンク保証付融資:保証するノンバンクは、個人の信用情報全般を見るといわれています。

信用の毀損レベル

信用は、以下の順番で毀損レベルが上がると言われています。

  1. ノンバンクからの借入れがある
  2. 借入を、過去、延滞していた
  3. 借入を、現在、延滞しているor債務整理している
  4. 過去に自己破産した

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