融資審査で不利になる事項を知っておきたいところです。
川北英貴著「銀行からの融資完全マニュアル」(すばる舎)を参考として。
目次
融資審査で不利になる事項
銀行の融資審査で不利になる事項として、川北英貴著「銀行からの融資完全マニュアル」(すばる舎)では以下の事項が挙げられています。
- 一般的でない法人形態(株式会社・合同会社以外)
- 反社会勢力
- 税金・社会保険料の滞納
- 既存融資の滞納
- 差押えがかかっている
- 債権譲渡登記されている
- 個人信用情報・破産歴
⑦個人信用情報・破産歴
個人信用情報機関
個人の信用情報(延滞歴、破産歴など)は、以下のようなシステムに登録されています。
- 全国銀行個人信用情報センター
- CIC
- 日本信用情報機構(JICC)
破産歴は何年記録が残るか
破産歴は、上記のシステムに何年残るのか。
- 全国銀行個人信用情報センター →「10年」
- CIC →「5年」
- 日本信用情報機構(JICC) →「5年」
金融機関は何を見るか
- 日本政策金融公庫:「CIC」を必ず見るといわれています。
- 信用保証協会:一部の協会では、個人の信用情報全般を見るといわれています。
- プロパー融資:個人の信用情報全般を見ることは少ないといわれています。
- ノンバンク保証付融資:保証するノンバンクは、個人の信用情報全般を見るといわれています。
信用の毀損レベル
信用は、以下の順番で毀損レベルが上がると言われています。
- ノンバンクからの借入れがある
- 借入を、過去、延滞していた
- 借入を、現在、延滞しているor債務整理している
- 過去に自己破産した