銀行借入とノンバンク借入はどう違うか

ノンバンクからの借入は、銀行借入とはどう異なるのか。

川北英貴著「銀行からの融資完全マニュアル」(すばる舎)を参考として。

目次

ノンバンクとは

ノンバンクとは、銀行や政府系金融機関以外の金融会社のことで、預金者からの預金預入れ機能を持っていないことから”ノンバンク”と呼ばれています。

審査が簡単でスピードも速いですが、銀行借入とはどう違うのか。

ノンバンク借入の銀行借入との違い

メリット

  1. 審査が簡単
  2. 申込み→審査→実行のスピードが速い

デメリット

  1. 金利が高い(無担保で年利10%以上)
  2. 融資金額の上限が低い(総額300~500万円が限界)
  3. リスケジュール(返済減額・猶予)ができない

ノンバンク借入の銀行借入審査への影響

ノンバンク借入があると、いざ銀行へ融資申請したときに、その審査においては確実にマイナス評価となります(審査の甘い所から借りざるを得ない状況なのではと思われてしまう。)。

また、ノンバンク借入は、「事業」との相性で見たときに、以下の点で、確実に銀行融資よりも適していないということが分かります。

  1. 金利が高く、金利の負担が重い
  2. いざ追加融資が必要になっても、融資総額を伸ばすことができない(銀行借入と異なり、上限が非常に低い)ばかりか、銀行借入という選択肢も狭めることになる
  3. 状況が悪くなっても、リスケジュール(返済減額・猶予)に応じてもらえない



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